「画像などのディジタルコンテンツが、不正にコピーされて転売されたものであるかを判別できる対策(H23春FE午前)」は何か。
500円玉の秘密をしっていますか?
斜めから500円玉の0の文字を見ると、「500円」という文字が現れるのです。
情報セキュリティスペシャリスト試験_500円の透かし
これは偽造を防ぐための透かしです。透かしはお札にだけあるのではなく、硬貨にも存在するのです。
さて、この問題ですが、ステガノグラフィーの技術を利用したものです。
正解は「電子透かし」であり、最近では、フリーソフトなどでも電子透かしを入れることができます。

また、「メッセージを画像データや音声データなどに埋め込み,メッセージの存在を隠す技術(H24年春AP午前問44」のことを、「ステガノグラフィ」と言います。別の過去問(H29秋SG午前問17)ではステガノグラフィーに関して「画像などのデータの中に、秘密にしたい情報を他者に気付かれることなく埋め込む」とあります。
情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE 
「電子透かし」と「ステガノグラフィー」は同じものですか?
いえ、別物です。ステガノグラフィーは、暗号技術と考えてください。第三者に悟られないように秘匿文書を伝えるのです。「暗号解読(新潮文庫)」ではステガノグラフィーに関して、次のように述べられています。「この言葉は、ギリシャ語で「被う」を意味する“ステガノス”と、「書く」を意味する“グラペイン”に由来する。ヘロドトス以来二千年にわたり、世界各地でさまざまなタイプのステガノグラフィーが用いられてきた。古代中国では、薄絹に文字を書いて小さく丸め、それを蝋で被ったものを伝令が飲み込んで運んだ。」ということです。

方法は違えど、古くからあったんですね。