生態認証ではなく、生体認証。
生態とは、生きている様を表した言葉で、生体は体そのものを指す。
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生体認証よりも、ICカードなど所有物認証の方が
サービス提供側は簡単ではないのでしょうか。



それはそう。生体認証をするための指紋認証装置や静脈認証の装置は割高だし、登録にも手間がかかるからね。
それでも、生体認証にはメリットがある。それは以下である。
①セキュリティが高い
②盗まれにくい
③覚える必要がない。(運用が簡単)

パスワードは簡単に盗まれる可能性がある。これに対し、指紋は盗まれにくい。パスワードは、「定期的に変更しろ、複雑なものにしろ」との要求が強くなっており、結局画面にはったり、文書化して保存することも多い。これでは本末転倒。
 生体認証の最大の強みは、ICカードなどと違って、貸し借りができないことである。ただ、なりすましが無理かというと、100%そうとも言い切れない。人工模造物によるなりすましのリスクもある。

話が変わるが、「挑む力 世界一を獲った富士通の流儀」(日経BP社)には、静脈認証の効果について、「ブラジルでは年金を受け取るために、1年に1回、受給口座のある銀行に出向いて「生きています」という証明をしなければならない。だが、ATMの手のひら静脈認証をパスした人は、生存が証明でき、この手続きが不要になった」とも述べられている。こんな効果もあったようだ。