(1)機密性を守るための暗号
セキュリティの3要素に「機密性」があったのを覚えていますでしょうか。これは、第三者に情報を見られないようにするという意味です。部屋の金庫に情報が隠されていれば機密性は保たれます。でも、インターネットであれば、海外を含めていろいろなプロバイダを経由しますから、誰かに盗聴されるという危険があります。
そこで、「暗号化」です。たとえば、オンラインバンキングを利用する際には、SSLという仕組みで通信を暗号化します。また、パソコンのデータに関しては、ファイル暗号化やディスク暗号化をすれば、不正な第三者にデータを読み取られるリスクが減ります。

(2)暗号に関する基本的な言葉
暗号に関する詳しい説明をする前に、平文、暗号文、暗号化、復号の4つの言葉を理解しましょう。
まず、「平文(平文)」とは、暗号化されていない普通の文章のことです。これを「暗号鍵」を用いて「暗号化」することで、「暗号文」になります。逆に、「暗号文」を「復号鍵」を用いて元の「平文」に戻すことを「復号」と言います。

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