ハッカーとホワイトハッカー
 ハッカー(hacker)とは、元々は、コンピュータに精通した人を意味しました。しかし、世間一般には、悪意を持って攻撃する人を指すことが多くなっています。そこで、正義の専門家をハッカー、攻撃者をクラッカー(Cracker)と分けていたときもありましたが、クラッカーという言葉はあまり普及しませんでした。
そこで(、なのかは分かりませんが)、攻撃を防ぐために技術に精通した善意の人は、悪意のある人と区別するために、ホワイトハッカー(white hacker)と言われます。 
ハッカーとハクティビスト 

そもそも、彼らは何のために攻撃しているのか。以下にIPAの資料がある。
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/documents/10threats2013_slide.pdf

これによると、かつては「いたずら目的」だったものが、「いたずら目的」「金銭目的」「抗議目的」「諜報目的」と多様化している。金銭目的はクレジットカード情報を盗んだり、個人情報を盗んで売ったりなどであり、最近はとても増えている。

ハクティビスト(hacktivist)
過去問(H25SC春午前2問8不正解選択肢)では、「情報技術を利用し,信教や政治的な目標を達成するという目的をもった人や組織の総称である」と述べられている。

アノニマス
ガイ・フォークスの仮面をして抗議をしている姿をTVで見た人も多いだろう。彼らのつながりはネットであり、人数や中心人物など、実態はほとんど分かっていないようだ。

ちなみに、仮面はAmazonでも1000円程度で売られている。品切れのときもあった。
2012年には、以下の事件も
「凄腕ハッカー集団“霞が関”と“霞ヶ浦”間違えて攻撃」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/06/29/kiji/K20120629003566470.html

ボットハーダー
「herder」は「羊飼い」という意味です。ボットハーダー(bot herder)とは、ボットネットを操る犯罪者と考えてください。

スクリプトキディ(script kiddie)
script(スクリプト)を使って攻撃をするkiddie(子供)という意味です。幼稚な攻撃しかできない初心者という皮肉が込められています。
過去問(H28秋SG午前問24)では、「スクリプトキディの典型的な行為」として「技術不足なので新しい攻撃手法を考え出すことはできないが,公開された方法に従って不正アクセスを行う。」と述べられています。

天才ハッカー ジョージ・ホッツ氏
17歳でiPhoneの脱獄に成功してブログに公開、SONYのPSの脱獄(ジェイルブレイク)にも成功(後にSONYに訴えられる)ということから、英雄視されていることもある。その後、Facebookに雇われることになった。