メッセージダイジェストとも呼ばれます 。
ハッシュ関数の代表的で身近なものは、MD5、SHA-1、SHA-256です。情報処理技術者試験では、この3つくらいの名称しか登場しません。
ハッシュ関数にはMD5やSHA-1がありますが、これらの危殆化の問題があり、SHA-256などが利用されるようになっています。
※hashとは、「細切れにする」などの意味があります。
情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE 

ハッシュ関数が暗号化の方式というのには、違和感があります。
たとえば,Windowsのシステムではパスワードをそのまま保存せずに,ハッシュ値にして暗号化して保存しています。暗号とは、第三者が内容を読むことができないようにすることですから、立派な暗号です。
ただ、復号することができないので、少し違和感があるのでしょうね。

ハッシュ関数の機能は、暗号だけでしょうか。それだけではありません。改ざん検知としても利用されます。その手順の理解を含めて、以下の過去問(H24秋AP午前)を解きましょう。 
問38 手順に示すハッシュ関数とメッセージダイジェストの処理を行うことで得られるセキュリテイ上の効果はどれか。ここで,メッセージダイジェストは安全な方法で保護され,改ざんや破壊がされていないものとする。
〔手順〕
(1)送信者Aは,電子メールの本文からハッシュ関数を用いて,メッセージダイジェストを作成する。電子メールの本文とメッセージダイジェストを別々に受信者Bに送信する。
(2)受信者Bは受信した電子メールの本文からハッシュ関数を用いて,メッセージダイジェストを作成する。その作成したメッセージダイジェストと,受信したメッセージダイジェストを比較する。
ア 電子メールの改ざんの有無の確認
イ 電子メールの誤送信の防止
ウ 電子メールの送達確認
エ 電子メールの盗聴の防止
答えはアです。

以下の問題を考えよう。
「160ビットの出力データを生成し、改ざんの検出に利用するアルゴリズム(H21春SC午前2問6)」は何か。
この問題の正解はSHA-1である。