情報処理安全確保支援士 - SE娘の剣 -

左門至峰による情報処理安全確保支援士試験に合格するためのサイトです。 過去問を引用しながら、試験に出る基礎知識を体系的かつ詳細に整理します。

DRM(Digital Rights Management)とIRM(Information Rights Management)

DRM(ディジタル著作権管理)は、「コンテンツの著作権を保護し,利用や複製を制限する技術の総称(H27秋IP問46)」です。H23年NW午後Ⅰでも穴埋めでこのキーワードが問われました。

一方、セキュリティの観点では、IRMがあります。ファイルを暗号化したり、アクセス権を管理するものです。
たとえば、攻撃者がファイルを抜き出したとしても、アクセス権が無いのでファイルの暗号化を解除できません。情報漏えい対策として有効な方法の一つです。
Microsoft社のRMS(Rights Management Services)もその一つです。
情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE


それ、いいですね。
標的型攻撃にあっても、情報漏えいの危険がありません。

ただ、取引先とこの仕組みでやり取りをする場合、取引先にもIRMのシステムを入れてアカウント管理をする必要があるなど、実行面での課題もあります。