情報セキュリティスペシャリスト - SE娘の剣 -

情報セキュリティスペシャリスト試験に合格するための情報サイトです。
過去問を多数引用しながら、基礎知識をしっかり学んでもらうように作ってあります。
また、情報セキュリティスペシャリスト試験を楽しく学べるように工夫してまいりたいと思います。

「刑事は恨まれてなんぼ」
~踊る大捜査線(フジテレビ) 第2話 恩田さんのセリフ~
情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE
これって、
セキュリティ対策にも言えますね。
「セキュリティは嫌がられてなんぼ」。
確かにそう。情報セキュリティ対策は、嫌がられるものである。
面倒な処理をさせれられるし、わずらわしい。セキュリティ対策によって売上げが上がるわけでもない。でも、会社を守るため、顧客を守るために、やらなくてはいけないのである。
嫌がられてもやる。それがセキュリティ対策である。
イラスト:嫌がられてもセキュリティを推進するのが情報セキュリティスペシャリスト- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事
画像: 嫌がられてもセキュリティを推進するのが情報セキュリティスペシャリスト

情報セキュリティの3大要素を、それぞれ「〇〇性」で答えよ
情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE 
3大要素ですか・・・
東野圭吾さんの「歪笑小説 (集英社文庫)」にあった、「編集者は必要なのは三つのG」「ゴルフ、銀座、ゴマすり」みたいなものですよね。 
で、そもそも、「3大要素」ってどういう観点の3大要素ですか?
セキュリティの目的と考えればいいだろう。試験センターのシラバスには、情報セキュリティの目的と考え方が掲載されている。
情報セキュリティの目的と考え方
 情報の機密性(Confidentiality),完全性(Integrity),可用性(Availability)を確保,維持することによりさまざまな脅威から情報システム及び情報を保護し,情報システムの信頼性を高めることを理解する。
(試験センターの応用情報シラバスより引用)
「機密性」「完全性」「可用性」は情報セキュリティの3大要素とも言われ、情報セキュリティの目的は、この3つを守ることと考えてよいだろう。
 ・機密性は、データを暗号化するなどして、第三者に盗まれたり盗聴されたりしないようにすること。
 ・完全性は、データの改ざんなく正確な状態に保つこと。過去問では、「完全性を脅かす攻撃」の例として、「Webページの改ざん(H21AP秋午前40)」と述べられている。
 ・可用性は、サービス妨害攻撃などに対処し、利用したいときに使用できる状態になっていること。

さて、この問題の正解は、機密性、完全性、可用性である。
情報セキュリティの3大要素_情報セキュリティスペシャリスト

「機密性」「完全性」「可用性」に加え、以下の4つも理解しておきましょう。ただ、試験にはほとんど出ませんので、さらりと確認するレベルでいいでしょう。

信頼性(Reliability)
 セキュリティの要素というよりは、やや一般的な内容です。たとえば、セキュリティのシステムが正しく動作していなければ、不審者を侵入させてしまったり、認証を間違えたりしてしまいます。セキュリティのシステムそのものが信頼性できる状態である必要があります。

責任追跡性(Accountability)
 ユーザがシステムにアクセスした記録を追跡できるようにすること。Accountabilityの関連語でAccountingという言葉をよく耳にすると思う。Accountingという言葉は、ITの世界では「課金」を意味する。課金をするには、「誰が」「いつ」「どのシステム」にアクセスしたかを正確に記録しておく必要がある。

真正性
詳しくは以下を参照してください。
http://sc.seeeko.com/archives/4064030.html


否認防止性(Non Repudiation)
 「やっていません」と否認する人に対し,証拠を見せます。
情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE 

どうやって証拠を見せるのですか?
単純な例として、認証およびその記録を取ることです。深夜のサーバ室に誰が侵入して盗難を働いたとします。IDパスワード認証や生体認証での入室の記録があれば、その本人が間違いないく侵入したという証拠になります。結果として、やっていないという否認を防止します。

さてここで、以下の過去問の、空欄を考えましょう。
問 以下のb,cに当てはまる字句を答えよ(H20SV午後2問2より抜粋)
IDは英語でidentifier (識別子)というくらいだから利用者の識別が主な目的ではあるが,もう一つ大事な目的として[ b ]制御がある。つまり,どの利用者に,どのリソースに対して,どのようなアクセスを許可するのかということだ。個別に利用者IDを割り当てないと,権限の管理が適切に行えないおそれがある。また,最近は内部統制の観点から[ c ]性という要素も重視されるようになってきている。
今回は、責任追跡性に関する内容です。。
穴埋めの正解は以下である。
b 許可
c 責任追跡
情報セキュリティの責任追跡性と否認防止性と真正性

情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE 
「情報セキュリティとは」って言われても、
セキュリティはセキュリティですよね。
たとえば、セキュリティを保つということは、悪意のある人からの攻撃を防御することでしょう。
それが基本的な考えで間違いない。でも、それだけではない。情報セキュリティスペシャリスト試験ではないが、以下の問題を見てみよう。
システムのアクセスに使用している通信ケーブルを誤って切断した。このとき,情報セキュリティのマネジメント要素のうち,どれが低下したことになるか。(H21IP秋午前問81)
通信ケーブルを切断すると、システムが使えなくなる。このことを、情報セキュリティの3大要素の一つ「○○性」で答える。次の問題にて、情報セキュリティの3大要素を解説する。参考にしていただきたい。
正解は、可用性。
ちなみに、H17年春IP問39では、可用性について、「ITサービスにおいて,合意したサービス時間中に実際にサービスをどれくらい利用できるかを表す用語」と述べられている。

情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE
セキュリティ対策はいいんですけど、なんかもったいないですね。
セキュリティ対策をしても、売上が上がるわけでもなく、単純にコストがかかるだけ。とてもバカらしいですね。
言われる通りの面があって、警察庁:「不正アクセス行為対策等実体調査(平成22年2月)」によると、「情報セキュリティ対策実施上の問題点に関する企業意識」として、「費用対効果が見えない 59.6%」「コストがかかりすぎる 56.9%」が上位2つの回答になっている。
 しかし、安全はタダではない。同じことは平和にもいえると思うから、セキュリティに限らず同じかと思う。加治隆介の議3(講談社文庫)では倉地氏が「平和はタダでは得られない多大なコストがかかるもんだ」と述べられている。
情報セキュリティスペシャリスト試験を目指す女性SE

警察でもっと取り締まってくれないかな。
最近は海外からの攻撃もあるから、警察ですべてを取り締まることは不可能である。警察の方に聞いたうろ覚えであるが、サイバー犯罪の相談件数は年8万件あるが、検挙できるのは7000件くらいだそうだ。これが現実であろう。
だから、自分たちの身は自分たちで守らなくてはいけない。また、いくら取り締まりを強化しても、攻撃されたり情報漏えいした後につかまえても、すでに危害が加わった後である。

このページのトップヘ